| シート(背もたれ) 〜 悪しくシンプル |
bikeE FX (www.youtube.com/@yasu_alize20 より動画の一部)
〜お手本〜
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| 手堅く無難に切り抜けました | ||||
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スライダーの固定力(摩擦力)が弱く、
前1本、後ろ2本のシャフトを、プレートが歪むほど締め込まないとずれ易いのが難点。 よって後ろの1本のみクイックですが、これを緩めてスライダーが動く程度の締め方では不十分です。 クイック2本締めの bikeE に後れを取るわけにはいかないのでしょうが、 何のためのクイックか説得力に欠けます。 これはオプションのパニアラックの付け外しの便を図ったものかもしれません。 |
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| Type R、RE 専用に開発された、パニアラックです。 簡単な操作で、脱着が可能です。 (旧・本家サイトより) | |
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ですが、やっぱり工具は必要でしょうし、
後ろだけクイックにしてまで減らさねばならない手間なのかどうか微妙ですね。 クイックは Tartaruga の車格向上に欠かせない、見せるアイテムになっています。 何だか情けねぇ 前は、後ろのように下に開き止めが無いのでプレートが歪み易く、強くは締められません。 後ろと同じようには締められないので bikeE のように前後共クイックで揃えることは見送られたのでしょう。 まんま bikeE では通せなくなって、結果として違いは出せたものの、どうにも現場対応なやり方に見えます。 (良く言えば、対処しています感があって、信頼性?ありそう ?? に見えます) |
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bikeE FX (www.youtube.com/@yasu_alize20 より動画の一部)
〜お手本〜
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前方のシャフトを通す穴の選択によって、シート全体の角度を二択出来るようになっています。
(bikeE は後ろのシャフトにも選択穴があり、座面高の変更ができるようになっているようです) 上画像が標準位置ですが、下の穴を選択すれば体感的にも傾斜が強まります。 比較すれば背中への荷重が大きくなり、斜め後方確認などの身動きが制限される不自由さは、 いかにもリカンベントな気分です。 が、残念なことにハンドルが遠くなりすぎるのと、BB高が低すぎて、 角度調整の出来ない(取り付け部の遊びの範囲で僅かに動かせますが)サドル前縁が太腿の裏と干渉して ペダリングの邪魔になるので、私には使用できません。 脚が落ち着かず違和感があります。 何らかの手を打たねば使い様の無いポジションだと思います。 とはいえ、この程度の違いであっても傾斜の強いポジションを経験した直後では、 通常の位置が、立ちが強くて前に滑り落ちそうになるのをペダルに足を掛けて踏みとどまるような 不安定なものに感じられますから、やっぱりリカンベントは寝てなんぼのものだと言う気がします。 買って間もないお試し中の事で、慣れの問題もあって、こんなものかと流してしまいましたが、 踏みとどまると言っても、体をしっかり押し戻すような脚応えが無く、もがいているようなものでした。 体の収まりが悪く上半身がペダル入力のアンカーとして充分に機能しない事が、この時に露呈していたようですね。 でも比較してみてのお話ですし、買って浮かれていますし、そんな事まで分かりましぇ〜ん。 それにしても随分きっちりとした、日本発らしい品質に対する慎重さが感じられる作りに見えます・・ (少し言い過ぎました。 シンプルで分かり易い作り、がもたらす錯覚ですね) しかし、ここもまんま bikeE で押し通しており、通しきれない部分だけちょこっと手を加えています。 加えて済ますということは、つまり bikeE からの転用の範囲を超える気が無いということで、 このあたりにも 奇妙な 設計方針が貫かれています。 手を加えた部分も加えられなかった部分も、設計の洗練度は bikeE には及びません。 bikeE よりも固定点がワイドになっているのは、 トップチューブが2本であることが効いているわけですが、 これはオプションのキャノピーシステムを支えることを念頭に入れたものでしょう。 このあたりのデザインと機能の整合性は見事だと思います。 設計の目的像はキャノピーシステム付きのとんでもないモノであることが伺えます。 “日本の伝統建築” フレームの由来はキャノピーシステムであり、 この特殊な目的のためのデザインが生み出されたのです。 |
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| 《↓参照》 | |
| 解決放棄されたメッシュシート 〜設計のしわ寄せ | ||||
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左) バックル連結によるずり下がり対策。 黒い糸を使えば人目につきません。
中) ベロベロとまくれてみっともないの図。 右) 生地の重ね代の出具合で一目瞭然なセンターずれ。 この状態に落ち着きます。 ノーマル状態ではさらにずり下がりが加わります。 車体価格を考慮すれば「簡素」から「手抜き」へ降格もやむなし。 |
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メッシュシートは丁寧に縫製されているのですが、
乗車するとセンターがベルト側へ少しずれた状態で落ち着いてしまいます。 また、ストレートなフレームに筒状に巻いてベルトで閉じているだけなので、 すぐにルーズにずり下がってしまうのが最大の欠点です。 これらの問題は、ベルトをしっかり締め上げても改善されませんし、 メッシュシートの張りが強いと平板になり過ぎて、背中が落ち着きません。 横ズレはどうしようもありませんが、より深刻な縦ズレは放っておくわけにもいかないので、 たこ糸でバックルを連結して、横パイプから吊り下げるようにしてみました。 右側だけで支えることになりますが、ずり下がり防止の効果は十分あります。 ただし、デイバッグを掛けても大丈夫なほどのものではありません、おそらく。 |
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本来のシートバックとしての出来は不満足です。
メッシュシートの位置決め策が全く講じられていないというのは異常と言えます。 メッシュシートが正確に安定して背中を支えなければ、車体の安定性が出ません。 走行性にも係わる重要な部分が、だらしなくずるずるでは困るのです。 また、それ以前の問題として見た目がお粗末というのは重罪で、乗る気が失せます。 |
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他の自転車と異なるリカンベントの象徴である背もたれがお粗末というのは、 BBやブレーキを安物で済ませてオーバークオリティーは止めました、 みたいな話と一緒に出来るようなものではありません。 乗り物としてどうなのかは良く判らない人でも、 モノとしてのレベルがお粗末なのはひと目で見抜いてしまいますよ。 |
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ずれてみっともない背もたれというのは Type-F と共通の欠陥です。
時が経ち面白さが落ちて一番何処が嫌になるかと言えば、 どちらもこの背もたれの有様なのです。 |
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設計者としてただその場限りの楽しさだけに消尽されるゲームマシンに悲哀を感じ、
個人で愛着を持って所有できる新しい楽しい乗り物を企画・開発した、 それが Type-F だと聞いた様な気がするのですが、どうでしたっけ? 個人で所有するとなれば愛着が湧くのも当然(何せ身銭を切っています)でしょうが、 そんな愛着も塞ぐことのできない隙間があれば、漏れてやがては尽きるのです。 設計者には日本的な美意識が欠落しています。 |
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〜ワイルドだろォ〜
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運動会や行楽に携える折り畳み椅子と同じでよかろう? 楽しくその場がしのげれば良いという、簡便な行楽用品のように。 |
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まぁ、確かに自転車自体が行楽的なモノですから、 分相応ではないかと言われればその通りです。 デザインがシンプルであるのは素晴らしい見識と言えますが、 問題は、景品並みの折り畳み椅子のシートは、 ずれることなく機能を全うするということです。 bikeE を避けた先がこちらになったのなら、 こういう所もきちんと見習うべきでしたね。 |
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・ ・失礼いたしました。。。折り畳み椅子のレベルには達していなかったようです。 |
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見渡せば、フレーム形状は bikeE等の背骨の湾曲を意識した、
人間工学っぽく折れ曲がっているのが業界標準のような状況ですので、 メッシュシートと合わせてここまで簡素化されると奇妙ですね。 bikeE との類似性を避けたというよりも、 キャノピーシステムを構築するのに面倒な部分を切り捨てたかのようです。 人間の背中を支えるシートバックではなく、 キャノピーシステムの支柱として設計されているのは明らかです。 設計者にとっては人間のことなど二の次な大きな夢のプランです。 ユーザーは背中のことよりも、 そんなキャノピーシステムの夢を共有することでハッピーになれます。
" 何度も言うがこれは bikeE ではないのだよ、bikeE では ! ”
〜お手本〜
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本末転倒な気がします・ ・ ・ ・ が、
設計者にとっては、深入りしたくない素の自転車な部分よりも、 専門のとんでもないモノの実現の方が重要です。 何故なら、とんでもないモノが素の自転車にないエモーショナルな世界を展開しますから。 たぶんそういうことだと思います。 |
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| まるでおまけが主体 〜作りたかったのはこっちですから | ||||
| 余計なことばっかり考えてるから、肝心の自転車本体が精彩を欠いてしまうのです。 | ||||||||||||||||||||||
| 《 Tartaruga Type R 専用キャノピーシステム 》 \98,000- (税込\102,900-) | ||||||||||||||||||||||
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わっしょい わっしょい !
まァ〜つりだ♪
まつりだ♪ まつりだ♪
これが日本の♪ まァつりィィだよォ〜♪
ヘイヘイホ〜♪
♪ パンパカパァ〜ン ♪
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| いかれとるな | ||||||||||||||||||||||
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