〜お試し商品〜
XDS  W5
XDS という新しいメーカーさんのバイクが入荷しました。
その名も「W5」。
 
  ダホンの DOVE Uno に似ているんじゃない?って思った方は勘がいい。
・・Uno がほしかった人にはちょうどいい代替製品というわけです。
  ちなみに生産は中国です。
・・シングルギアのおかげでパーツが少なく、
  ミニベロにしてはそこそこ軽めな 8.8キロ。
 
クランクは 42T でリア側は 11T。 ブレーキはV。
まあ、出せるスピードは推して知るべし、  、、ですが、
こういったシングルギアのマシンでしゃかりきに漕ぐ人はいないでしょうから、
これで十分でしょう。
 
あらかじめお伝えておきますと、W5 はカスタマイズにはやや不向き。
多段化はできないですし、ホイールもほぼ選べません。
せいぜいタイヤ交換・・・といったところですが、
14インチだとそんなに選択肢がないのが現実です。
 
 
 
 
ですので、カスタマイズでゴリゴリいじって楽しむよりは、
ガンガンに足として使い倒すのが正しい使い方になるような気はします。
自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷 〜2019/4/2 より )  
   中国発・中国産
 Tartaruga Type-R を手放してしばらくの間、
20年以上前に買った前かご付き内装3段20in. 折り畳み自転車を使用していたのですが、
経年劣化とトラブルを機に XDS W5 に乗り換えました。
税込\43,200-(本体価格 \40,000-)は高いような、ご時世らしいようなビミョ〜なところ。
自転車熱もスッカラカンで、こういう趣味性のあるやつに舞い戻りたくはなかったのですが、
コロナ禍で?普通な 20in.小径車が見当たらず、近所のショップで手っ取り早く選んだのがこれです。
自転車の品定めは14年ぶりで何だかよく分からないまま決めちゃいましたが、
サイクリングする気力はもうありませんので、家人の日常の邪魔にならないサイズを重視です。
 
 Vブレーキの安っぽい基部と、聞いたことも無いハブの銘柄(QUANDO)に少々引っかかりますが、
車重は予想外に軽くて、専用設計な部分も流用品で適当に済ませているようでは無く、
このカテゴリーでのホンモノ感というか、無駄の無さ、正当性のようなものを感じます。
また、フレームの溶接ビードは Tartaruga(Pacific製)よりも断然きれいです。
走りは二の次な、不明な中華製非常用サイズの自転車にしてこの仕上がりは、
日本発の Tartaruga とは異なり、オーソドックスに工業製品としての詰めが成されている気配があります。
少なくとも見た目をきっちり整える力量は立派なものだと思います。
中華製品の、日本を上回る競争力の高さを認めざるを得ません。
 
 迷うのが面倒(そもそも熱意がありません)だったのか、とりあえず買っちゃいましたが、
こういった極端なモデルに補修パーツの期待は禁物で、素のままで何とか乗り潰さねばなりません。
しかし、自転車情報から久しく遠のいておりましたので、現行製品についての知識は全く無し。
賭けみたいなものですが、元、Tartaruga 愛用者としては、どうってことはありません。
 
 一段落付いたところで製品知識の仕込みです。
へぇ〜、XDSって中国なんですかぁ、ほぉ〜〜
で、この怪しいハブは、、、分からんっ、、、分からんぞぉ〜〜
こいつぁ遠からずバラしてみるしかないかぁ〜、シマノの工具が合えばいいんだけど・・・・
 
 私のと同じ黒色の車体がWeb検索中に見つかりましたので、上掲させていただきました。
(ハンドルのグリップのみロックオンタイプに交換。 店長さん曰く、オリジナルは夏場にズレ易いそうです。 感謝)
スポークが 前/後 それぞれ 20本/28本 というのは保険を掛けた良設定だと思います。
ステンレス製ではないのが惜しいところですが、鉄製の方が折れにくいそうですし、
本数ケチらず勝負するなんて、XDS 恐るべし。

 (メーカーロゴは小文字混じりの Xds (or XdS ?) ですが、社名表記は XDS のようです)
 
 スポークを折れにくくする対策
 
 ・・・ホイールを交換するタイミングなどで、
物理的にスポークの折れにくいホイールを作りたいのであれば、下のような方法があります。

(1)スポークの数を増やす。
(2)スポークの交差箇所を増やす。
(3)スポークの太い物を使用する。
(4)スポークがステンレス製なら鉄製にする。
 
@ スポークの太さは太ければ太いほど強くなります。
A 鉄製のスポークの悪い所は錆びてしまう所で、Bステンレス製のスポークはいつまでも錆びないのですが、
C ステンレスのスポークは硬いので必要以上の力が加わると鉄よりも折れやすく、
D 鉄製スポークの方が必要以上の引っ張りに対しても切れにくいです。
(自転車の事が何でもわかる情報サイト -ちゃりすき- より)    
https://www.bicycle.love/article/spokes-break-cause/index.html  
   問題点
 気になるレベルとしては、

●チェーンラインが合っていない ので、ペダリングの抜けが悪く、チェーンノイズが出やすい。
 十分に走り込んで程よくチェーンが緩くなってしまえば、気にせずに済む程度になりますが、
そんな気の長いお話には付き合いたくはありません。
時間が解決してくれるとは言え、この自転車の唯一の欠点で致命傷だと思います。
シングルギアなのに残念。
 
 少しでも気持ち良く走るために、早めのチェーン・メンテが必須となります。
私の注油インターバルは(おそらく)100km以下です。
無理なチェーン洗浄は省略して、汚れを十分に拭き取ってオイルを追い差しして拭上げておしまいです。
一走行1時間(15km)程度の使用ですので、大した頻度にはなりませんし、
42T×11T の間を80リンクですから、苦になるほどの作業量でもありません。
  チェーンは9速用で、軽量化に抜かりなし。 本気で仕上げてますねぇ。
 
●Vブレーキの品質は良くない。
 まぁ、そりゃそうだろうと言ったところなんですが、、、やたらと軽量ですし、、。
効きやタッチに問題はありませんが、シューの調整に手を付けると、なかなかピシッと決まりません。
シューの座金の出来の悪さが主因のようで、シマノ製に交換して様子を見るのがよろしいかと。
Vブレーキ本体もシュー取付け面の平坦度が今一つで、締付け力に対して材質がヤワですから、
まるごとシマノの普及グレード品に換装してしまうが早道だと思いますが、
重量増とVブレーキ台座から浮いた取付けになるのが難点。
 また、カッコいいブレーキレバーは気付けば上下にガタが出ていました。 これも車格相応ですね。
 
●タイヤ交換は面倒。
 慣れの問題はありますが、ここまで小径になるとタイヤレバーを使っても脱着はきついです。
リヤのチェーン引きの調整も、チェーン長さが短いせいで、けっこうシビアです。
出先でのパンク修理は、たくさんの工具を並べておもちゃみたいな自転車に悪戦苦闘するのが必至でしょう。
リヤはスポーク間隔が狭いので、携帯ポンプによってはヘッドを接続できないかもしれません。
アクシデントの際には折り畳んで撤収するのがこの自転車の使い方であり、限界だと思います。
 
 リヤエンドが正爪のため、
リヤホイールの固定位置はチェーンの弛みで決まり、Vブレーキのシューの位置も決まります。
ホイール脱着の際は両方の兼ね合いに気を使わねばなりません。 面倒くさいです・・・。
ママチャリと同じエンド部には、いいものを弄っている感はありません。
リムフラップは厚手のしっかりしたものが使われていました。 これは意外。
 
●幽霊ペダリングが出る。
 リアホイールの回転につられて勝手にクランクが回る、あれです。
ラチェットのフリクションが大きいんでしょうね。 押し歩きは避けたい気がします。
 低品質なハブ
 オーバーホールはシマノのハブスパナでOKです。
かなりのゴリゴリ感というか、断続的にガリっとくる玉当たりの感触はお安いママチャリのようで、
良さげなアルミ製のハブ外観からの期待値との落差がかなりあります。
悪い意味で想像を上回っています。
この実態が知れていれば、買う人はいないかも知れません。 もちろん私もやめときます。
 
 フロントは、玉押しのダストカバーに歪みがあり、
カバーの縁がハブ本体に接触しているようでもありますが、ゴリゴリ感でよく分かりません。
まぁ、頑張って修正する程のハブでは無さそうなのが分かりましたので、そのままです。
そのうち削れて落ち着くでしょう。
こんなハブでも走りへの影響は(おそらく)無く、この状態をいつまで維持できるかが問題です。
 
・・・いつの間にか回転感が良くなっています。  
玉当たりが馴染んだのか、そのまま劣化が進行してしまうのか?
 サドル
 サドルの裏面処理が雑です。 死角を突かれました。
座面の表皮を折り返して裏面に固定しているビス1本が、ネジ穴が緩いらしくいつの間にか脱落寸前、
ホチキス(タッカー?)の針は1本が打ち込み中途、1本が打ち込みミスって宙ぶらりんです。
今どきの自転車事情としてはこんなものでしょうし、
交換するならハブの品質に見合う程度のものを選ばねばなりません。
つまり、交換しない方が無難そうなので、そのまま使用します。 
 
 上記のビス1本は、その後ネジ穴がカパカパになってしまったので、エポキシ接着剤で固定しました。
 異音
 ある程度走り慣れた頃には、走行中に異音が出始めます。
フロント周りで、本来の車格を反映するかのようなチッチッ、パキパキ、カチカチといった低級音が、
ハンドルへの負荷に応じるような感じで発生するようになりました。

 ◆ シートポスト、ハンドルポスト、折り畳み部の可動部、接触面
 ◆ 車載したダイヤル錠
 ◆ ハブ内のベアリング、スポークの交差部
 ◆ ブレーキケーブルとフレームの接触部
 ◆ ヘッドパーツ

は発生源では無さそうで、手を入れても完治には至らず。
結局、フレーム折り畳み部のロックピンの遊びが異音源であった模様。
ピン挿入部の隙間へのグリス充填にてあっさり完治しました。
 
 次に、リヤホイール辺りから回転に合わせて異音が発生するように。
こちらの発生源はまさかの ハブフランジのスポーク通し穴(角度のきつい反フリー側)で、
チェーンオイルを差してみたところ、完治しました。
    ・・なんて同じ流れで軽く考えてしまったのが運の尽き。 後述。
   トラブル
極小径車ならこんなものなのか、今日びの中華品質なのか、値段なりということなのか、、三位一体 ? ?
 タイヤバースト
 乗り始めて早々に、リヤタイヤがパンクしました。
停めている間に、ですョ。 家の中で派手な破裂音を聞きました。
チューブの空気圧がタイヤを吹っ飛ばしたようで、ビードワイヤーからタイヤが剥がれてしまっています。
その勢いでチューブも裂けたもよう 、、、。
剥がれて露出した部分のビードワイヤーは、発錆していました。 KENDA アウトぉ〜!!!
所詮14in.ですから遠出は想定外とはいえ、これでは歩いて帰れる距離しか安心して走れませんよぉ〜。
これは中国産だからということではなく、極モノのリスクって言うやつだと思います。
 
● 災い転じて福となす
 タイヤは前後共GIZAに、リヤのチューブはパナレーサー仏式となりました。
選びようが無かったのが実情とはいえ、この組み合わせはまずまずよろしいんじゃないでしょうか。
KENDAよりも走行感は軽快ですし、行き着く先にサッサと到達できたのは幸いと言うべきでしょう。
この自転車には、KENDAで事を済ますには惜しい、趣味性というかホンモノさがあります。

  ひと皮剥けた辺りで、フロントからのパターンノイズが大きくなってしまいましたが、
 この程度の接地感らしさはあっても良しといたしましょう。
 尚、リヤのパターンノイズは看取されませんので、フロントはコラムの穴等で増幅されるのかもしれません。
 無印良品16型も同様にフロントのパターンノイズがよく聞こえます。
 リアスポークが折れた 〜ダメな小径車あるある

 ちょうど2年で前述のリヤハブからの異音が再発いたしました。
今回は異音発生側(反フリー側)のスポークが1本、首(エルボ)から折れていました。
首か無くなった状態でも異音が発生していたということは、他のスポークもいずれは折れてしまうかも。
 あぶねぇ あぶねぇ
翌日には購入店でスポーク製作・修理完了しましたが、どうやらここらが潮時かもしれませんねぇ〜。
予備に1本頂きましたが、出番は無いかも、です。

 とりあえず廃車は見送ったものの、どうしたものか・・・
(スポークの交差による湾曲の状態) (ニップル部にも湾曲が生じています)
決して安っぽい自転車ではないのですが、
ハブを含めてホイールは見た目だけの品質でしたので、
しっかり使い捨ての DNA が仕込まれていたということになります。
中華 恐るべし !!!
 時限爆弾を抱えてしまったようですので、これを機に、別頁の《無印良品16型》に交代となりました。
現在はまだ完動状態ですので、次のトラブル発生までは時折乗る予定です。
2023/12/31   
 
 ・・その後十回も乗らないうちに、懸念の次のトラブルが発生。
予測通りにスポーク折れが進行中でした。
今回も異音が再発して、点検したところエルボにクラック(黄矢印)を発見。
前回折れたのは、右に三つ飛んだ白矢印の箇所のスポークだと思われますから、
(記録を取り損ねましたが、ひん曲げてスポークを通していましたから判別できます)
どちらも交差して持ち上げられる側のスポークということになりましたが、それが要因かは不明です。
この交換した白矢印のスポーク、実は交差のさせ方が逆(赤矢印)になっていました。 やられたか〜。
よくよく見ればエルボの嵌め合いも悪く、ヘッドに浮きがあります。
 ことほどさように 14in. はホイール組みに無理があるようです。
今頃気付くのもどうかとは思いますが、応急処置もいいところですね。 もう修理に出すのはやめときます。
 
 手放す前にいろいろ触っていると、反フリー側のスポークのテンションにバラつきがあるのを発見。
黄矢印と白矢印の真ん中の緑矢印のスポークが明らかに緩く、黄矢印の左隣2本もやや緩いです。
クラックの入った黄矢印のスポークははっきり固いので、テンションのムラが元凶っぽいですね。
そうであれば、先に折れた白矢印のスポークも固かったのでしょう。
 
 テンションの緩い、上述の3本と交換したスポークの計4本の通し穴に注油したところ、異音は消えました。
異音発生箇所確定、さらに絞り込む必要はありますまい。
 反省
 ここに至ってようやくボケた頭が回り始め、
テンションを強くして振れを取っているスポークと、
そのせいなのかテンションが抜けているスポークが混在していた事に気付きます。
せっかくの 28本なのに、惜しい。
強引に通さねば組めないスポークは、強い曲げの力が掛かって絡み合っているため、
テンションが無くても張りが強く、思い切ってガシガシやらないと触手判断が難しいです。
とにかく短か過ぎてしなりもしませんから、日常の手入れでは気付けませんでした。
ハブの通し穴から音が出ている事が確定した段階で、

スポークにテンションが掛かっていない !

過剰なテンションが掛かっているやつが在る?

テンション調整が必要 ! !

という判断が出来なかったのが拙かったですね。 情けなッ。
 購入店でも原因が分からなかったこの異音は、
発生源を特定できた際に、情報をフィードバックしています。
極小径車の取り扱いは少ないようでしたので、情報提供はしておく方が良いのではないかと思ったのですが、
「 (ホントかどうか怪しいが) そんな事もあるんだ」程度の、
自転車好きの立ち話にしか聴いてもらえなかったようです。 面倒な話の展開は避ける? まぁ、ね。
当のワタクシの方も、発生源不明な異音を解消できましたので目的達成、
その先の抜本的な対処にまでは気が回りませんでした。 大失策もいいところ、勿体ないことをしました。
 
 きっと歳のせいです。
情報処理能力が衰えて、考えの及ぶ範囲が狭くなっています。 けっこう自覚していますョ〜。
手当が早けりゃ、ちゃんと最後まで使えたかもしれないのに、哀れ W5。 2年8ヶ月で廃車決定〜。
実質的運用期間は2年、 完全に「お試し商品」でした。
中国発の信頼性は「ショップ」と「ユーザー」次第といったところでしょうか?

 ( ? !! ? どっこい どっこいかぁ〜〜、、  くっそぉ〜っ !  )
 
 まぁ、今からでもスポーク総取り換えという手が有りますが、
内緒ですが、「スポークテンション揃えたら振れが出る」なんつう、極端にスっ飛んだことまで言い出す始末でしたので、
(適正範囲内に収まっていなかった結果の涙の廃車なんですけど)ここのお店にはお願いできませんし、、
基本的に何かあったら買い替えた方がお得な、使い捨ての覚悟で購入していますので、想定内ではあります。

 
 ( この先、面倒だなぁ〜〜。 自転車熱ないのに全部自分で考えるんかぁ、、まっ、それがフツーか )
   とりあえずの車評 (何をえらそうに)
 徹底してコンパクト&スリムですね。 そこからの説得力みたいなものがあって所有感良し。

 神経質なところは無く、シングルギアでも結構、面白いです。 軽いのが効いています。
ちょっとちんちくりんなサイズでスピードは出せませんが、いたって普通に乗れます。
こういった自転車だからやむなしといった、使い難さがありません。
ので、やはりコスパ(というよりも設計の落し処)は優れているのでしょう。

・・あ、言い忘れました。
 
眼前の青信号に間に合わないことが多いです。
青信号に突進するのはやめた方がいいです。
 使い途
 私にとっては格好のエクササイズマシンですね。
同じペダリング量を、より低速、より短距離でこなせますから、この歳には安全な自転車となります。
小さくて手間のかからないオモチャでもあります。
 2年後(とそれ以降)の車評
 良くも悪くも今どきの中華製品の実力が窺える、
ママチャリ的な好ましさを持った、性格の良いヤツ、です。
たまに引っ張り出すと、無駄の無さや扱い易さがよく分かりますし、優しい乗り味です。
不具合が出ても、悪印象になる前に、やっぱりね、で止まりますから、好印象なままなんですね。
 
 私の相場観が古いせいかもしれませんが、信頼性を別にしてもコスパの良さはやはり微妙。
(使い捨てとは思えないほどのクオリティをコスパと呼ぶなら、かなり高いと思います)
KENDA の一般車向けタイヤとチープなVブレーキが、こっそり本来の車格を覗かせています。
でも表面的な全体の品質感は高く、要所要所を押えたコストの掛け方は絶妙。
なんちゃってな廉価モデルとは一線を画す、まことにミニベロな仕上げです。
どうせ万全を期せない極端なシロモノならこれで十分でしょう。
手間をかけたり未練がましく整備し続けるよりも、時を見て切り良く買い替える、
それが今どきなんだろうなぁ、と思います。
合理的で無駄の無い楽しみ方ですし、自転車趣味ってどこか一過性なところがありますからね。
カスタマイズはそういったことを前提にしておかないと買い損に直結しかねません。
 
 では、土俵違いの Tartaruga と比べてこの中国発がどうなのかというと、
どちらも良きガラクタだった訳ですが、
そう言い切れる価格の、どうせ壊れそうな、心に負うものが無いこちらの方が、
所有に関してお気楽で、すっきり気分で運用できますし、出来栄えにも納得できます。
まとまりの良さは秀逸 !!! 中華 恐るべし !!!
 
 後継の無印良品16型と比べれば、
けっこう使えるのに使い捨てと想定せねばならないのが痛いところ。
(見方を変えれば簡単に手放せるのが、いいと言えばいいのかもしれません)
オンリーワンな私の運用法には、面白さは淡泊ですが、無印良品16型の方が適しているのは確かです。
購入価格が(\43,200-)vs(30% OFFの\41,930- + 送料 \3,000-)と接近しているので、
コスパ(と言うより買い得感)も無印良品16型の方が優れていると思いますし、
定価勝負であっても信頼性とチェーンラインの問題から、天秤は無印良品16型に傾きます。
快なり快なり W5 ! でもあまりに中華でした。